crisis of the earth
~わかっているようでわかっていない地球の真実~

presented by Sustainable Note
危機感の欠如
日本で気候変動や地球温暖化対策に市民の立場から取り組む場面は少ない。そのおおくの原因が「危機感の欠如」だ。環境問題の多くは遠くの場所で将来起こりうることだと解釈して「自分には関係のないこと」と思っている。
しかしそうではない。環境問題は身近なところで確実に我々の生活をむしばんでいる。それに気づくのは徐々に悪化した将来ではない。取り返しのつかないところまできた将来だ。
そうはいっても環境問題のとっつきにくい理由の一つに「規模感」がある。数字が大きすぎたり、単位がイメージできず、知ろうとする前に疲弊して終わる。
ここでは少しでもイメージの付きやすい指標に基づきわかりやすく解説していく。
ウィルダーベリー社
CEO 佐藤 秀男
きっと想像を絶する事態に瞠目するだろう。
まずは知ること。それだけであなたの思考や行動に奥行きが出るだろう。
それでは、豊かな生活の裏に隠れている驚愕の世界へようこそ。
Welcome to the crisis of the earth.

年間に世界で
排出される
二酸化炭素の量
年間で世界中で排出される二酸化炭素の量は実に314億トンです。
これは象約9000万頭の
重さに相当します。

2023年までに溶けだした
氷河の量

一年で北極域の海氷域面積8.6万平方キロメートルが減少しています。
この値は北海道の
面積に匹敵します。
海面上昇の高さ
海面上昇の高さは1900-1905年以降19センチ上がりました。(2010年)
これは平均的な大人の膝の
高さとほぼ同じです。

年間に世界で伐採される
森林面積
世界では毎年330万ヘクタールの
森林が減少しています。
これは東京都4つ分の
サイズに匹敵します。








Tシャツ1枚に必要な水
服1着を生産するのに2,368L
の水が使われています。


これは家庭の浴槽
11台分のお湯の量に匹敵します。
日本付近の海水温度
今のまま温室効果ガスが排出されると日本海側で約4℃、太平洋側で約3℃上がるといわれています。
これにより既存の国産寿司ネタの3割がなくなると考えられます。

a few years later

コーヒーの生産規模
地球温暖化や労働環境によって2050年までに
コーヒーを栽培できる農園は半減すると
いわれています。

30年後のコーヒー1杯あたりの価格は1000円を超える可能性があります。
1200 yen per cup.
日本のごみの焼却割合
日本では一人当たり86,277t/日
の量のごみを焼却しています。
実は世界1位ごみを焼却する
割合が高いのです。



お分かりいただけただろうか。
これが現状だ。
しかし、不安をあおり、今の現状を一方的に避難しているのではない。
「地球に最も優しいこと」をするのであれば人間がいなくなることが最もいいかもしれない。しかし、我々はこの地球に住みつづける。では地球が維持できる範囲以内で人間も繁栄していくためにはどうすればいいのだろうか。今回挙げた指標を真っ向から否定するのではなく、現実的に問題解決をしていかなければならないだろう。我慢して無理してもきっと持続しない。環境にも生活にも優しいなんて都合のいい話は少ないかもしれないが、二者が均衡を保てる支点を探すことは必要不可欠ではないか。
環境という分野はどんな業界にも精通する。どんな人にも関係がある。だから責任転嫁することはできない。
まずは「現実から目をそらさないこと」が大切だろう。今まで人間が行ってきたことのしっぺ返しは確実に返ってくる。我々の豊かな生活をむしばんでくる。
「必ず来る未来を少しでも明るくするために自分には何ができるのだろうか。」と思考することをやめないでほしい。
ー未来は今日始まる。明日始まるのではない
ヨハネ・パウロ1世
※今回用いた推測値や指数は諸説あるものも含まれています。